今回は、激流とハンマーヘッドシャークの遭遇率の高さで知られる、伊豆・神子元島へ行ってきました。「神子元ならハンマーの群れが見られるはず!」そんな期待を胸に向かったのですが、待っていたのは、予想をはるかに超える大自然の洗礼でした。
今回のダイビングログデータ
| 番号 | サイト | 天候 | 水温(℃) | 最大深度(m) | 潜水時間(分) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 神子元島 カメ根 | 晴 | 18.9 | 26.21 | 31 |
| 2 | 神子元島 カメ根 | 晴 | 20.6 | 24.08 | 33 |
| 3 | 神子元島 カメ根 | 晴 | 23.3 | 18.59 | 31 |
| 4 | 神子元島 カメ根 | 晴 | 21.67 | 17.07 | 31 |
【1日目】見渡す限りのグリーンウォーター
水中に入ると、事前に聞いていた噂どおり……いや、それをはるかに上回るほどの、強烈な濁りでした。
周囲を見渡しても、ハンマーどころか、ほかの魚影を探すのも難しいほどの視界不良。文字どおりの「グリーンウォーター」の中を、ひたすら泳ぎ続けます。
「今回はハンマーに出会えないまま終わるのかな……」
そんなことを考えながら、1日目を終えました。
【2日目】幻のハンマーと、ウミガメに救われた日
2日目の午前中は、昨日より少しだけ透明度が回復していました。
そして1本目。エントリー直後、前方を泳いでいたチームが、どうやらハンマーを発見したようです。
水中が一気に慌ただしくなり、私たちもその方向へ猛ダッシュ!しかし、残念ながら私たちは後方。必死に追いかけましたが、ハンマーの姿を確認することはできませんでした。「いた」という情報だけが残る、まさに幻のハンマーです(笑)。
その後も、視界の悪い海を泳ぎ続けていると、突然ウミガメが登場。「今日の写真、これしか撮るものがないぞ……?」そんなことを思いつつ、ありがたく写真を撮らせてもらいました。

ちなみに、神子元といえば強い潮流をイメージしますが、この日は拍子抜けするほど流れがありませんでした。
「ドリフトか?」と身構えていたのに、実際にはかなり穏やかなコンディション。神子元らしい激流を期待していた身としては、少し物足りないくらいでした。

最後に:これだから海はおもしろい!
視界の悪い海をひたすら泳ぎ続けることになった、今回の神子元ダイビング。ハンマーの群れを追いかけるどころか、魚影を探すだけでも一苦労。想像以上にハードなダイビングとなり、「さすがに疲れました……」というのが正直なところです(笑)。
それでも、海はいつもこちらの期待どおりにいくとは限りません。透明度が良い日もあれば、今回のように一面グリーンの海に出会うこともある。ハンマーの群れに囲まれることもあれば、「いたらしい」という情報だけで終わることもあります。だからこそ、何度潜っても海はおもしろい。
今回は残念ながらハンマーの群れを見ることはできませんでしたが、次回は青い海の中で、ハンマーヘッドシャークの群れに囲まれる光景をぜひ見てみたいと思います。
今回の神子元遠征は、ちょっぴりシュールで、なかなか過酷なダイビングとなりました。
それでも、こういう「思いどおりにならない海」も含めて、ダイビングはやっぱりおもしろいですね。
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